1953-07-01 第16回国会 参議院 法務委員会 第6号
それから長野県の上垣戸悦三、これは降旗徳弥候補者に関連した事件、この長野県の調査には東京法務局の第一課長並びに事務官が二名、長野地方法務局の人権擁護課長、これらが調査いたしました。それから鳥取県のこれは徳安實藏候補者の選挙違反に関して自殺いたしました高浜義雄の事件、これは人権擁護局の土屋それから高橋両事務官及び鳥取地方法務局の人権擁護課長によつて調査いたしました。
それから長野県の上垣戸悦三、これは降旗徳弥候補者に関連した事件、この長野県の調査には東京法務局の第一課長並びに事務官が二名、長野地方法務局の人権擁護課長、これらが調査いたしました。それから鳥取県のこれは徳安實藏候補者の選挙違反に関して自殺いたしました高浜義雄の事件、これは人権擁護局の土屋それから高橋両事務官及び鳥取地方法務局の人権擁護課長によつて調査いたしました。
あなたが例を引いたから言うのですが、この長野県の降旗徳弥候補者の関係の自殺者上垣外悦三という方はお年が六十七歳です。あなたの方の調査でもそうである。いなかのおじいさんで腰が曲つておる。この人は何でひつぱられたかと申しますと、御承知のように結局戸別訪問の嫌疑で取調べを受けて、戸別訪問の事実が明らかになつたので、そこで自白をしたのに逮捕状を発行して逮捕しておる。
これは長野県の降旗徳弥候補者の関係の上垣外悦三氏の事件で、四月二十三日に逮捕されて五月十二日に釈放されております。これは延期になつておりますが、他は大体勾留満期前に釈放になつております。大体さようなことになつておりまして、ひどく不当に勾留したと思われるものは、人権擁護局で調べましたところでは、今のところ見当らないように考えております。